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運賃設定の概要
- 運賃は、「金額、支払いタイミング(乗車前か乗車後時か)、乗継ぎの可否」が同じものを「運賃の単位」としてIDをつけて設定し、その「運賃の単位」がどの路線のどの区間(乗降標柱の組み合わせ)に適用されるのかを設定します。
fare_id(運賃ID)【必須】
price(運賃)【必須】
- 運賃の金額(円単位)を設定します。”円”は不要です。
currency_type(通貨)【必須】
- 日本の場合は”JPY”(「日本円」の意味)を設定します。
payment_method(支払いタイミング)【必須】
- 運賃の支払いタイミングを次のコードで設定します。「乗車前」は事前にネットや切符売り場で乗車券を購入する必要がある場合です。
transfers(乗換)【必須】
- この運賃を支払ったときに、追加料金なしで乗換(乗継)乗車ができるかどうかを次のコードで設定します。空白とすると「何度でも乗換できる」という意味になりますので、注意してください。
- 0:乗換乗車はできない
- 1:1度の乗換乗車ができる
- 2:2度の乗換乗車ができる
- ””(空白):乗換回数に制限なし
agnecy_id(事業者ID)【GTFSデータに複数事業者を含む場合は必須】
- GTFSデータに複数の事業者(agency)があるとき、この運賃が適用される事業者のIDを設定します。
- GTFSデータに複数のagencyがある場合は、どのバスに乗っても運賃が同じ場合であっても、この項目は必須です。(←GTFS仕様書)
transfer_duration(乗換有効期限)【任意】
- 乗換え可能な場合に、乗換制限時間を秒で設定します。
- 乗換え不可の場合は設定しません。
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