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stop_times.txtの説明
- この項目では、便、停留所(標柱)ごとの発着時刻を設定します。
trip_id(便ID)【必須】
- trips.txtで設定したtrip_idを設定します。
stop_id(標柱ID)【必須】
- stops.txtで設定した標柱のstop_idを設定します。標柱ですので、親停留所(stops.txtでlocation_type=1としたもの)のstop_idは設定できません。
arrival_time(到着時刻)【必須】
- その標柱への到着時刻を設定します。
- HH:MM:SS形式とし、24時以降は24時、25時・・と表示します。
- 例:09:20:00、23:55:00、24:10:00、25:20:00
- 始発バス停では、空欄にせず出発時刻(departure_time)と同じ時刻を設定します。
- 前後のバス停と同時刻になっても構いません。
- (理由)GTFS-JP仕様書では「同一trip_idにおいて同一時刻の設定不可」されているが、GTFS仕様書、ベストプラクティスにはそのような記載はなく、Google品質審査でも指摘されていない。
departure_time(出発時刻)【必須】
- その標柱からの発車時刻を設定します。
- HH:MM:SS形式とし、24時以降は24時、25時・・と表示します。
- 例:09:20:00、23:55:00、24:10:00、25:20:00
- 終点バス停では、空欄にせず到着時刻(arrival_time)と同じ時刻を設定します。
- 前後のバス停と同時刻になっても構いません。
- (理由)GTFS-JP仕様書では、「同一trip_idにおいて同一時刻の設定不可」されているが、GTFS仕様書、ベストプラクティスにはそのような記載はなく、Google品質審査でも指摘されていない。
stop_sequence(通過順位)【必須】
- その便での当該標柱の通過順序を昇順で設定します。必ずしも連番である必要はありません。
stop_headsign(停留所行先)【任意(循環路線、途中で行先表示が変わる場合は必須)】
- 便の行き先はtrip_headsignで設定しますが、途中で行き先表示が変わる場合にはstop_headsignで設定します。
- バスの方向幕やバス停の行き先表示に合わせます。
- stop_headsignは次のバス停に引き継がれないので、次のバス停以降にもstop_headsignを設定する必要があります。
pickup_type(乗車区分)【任意】
- 降車専用の標柱には”1″を設置します。通常の乗降両方できる標柱には”0″を設定します。
- その他、交通機関に乗車予約の電話が必要な標柱には”2″を設定します。これにより、デマンド運行を表現できます。
- また、運転手への事前連絡が必要な場合は”3″を設定することになっていますが、バスの場合、具体的に該当するケースが明らかになっていません。
drop_off_type(降車区分)【任意】
- 乗車専用の標柱には”1″を設置します。通常の乗降両方できる標柱には”0″を設定します。
- その他、交通機関に降車予約の電話が必要な標柱には”2″を設定します。これにより、デマンド運行を表現できます。
- また、運転手への事前連絡が必要な場合は”3″を設定することになっていますが、バスの場合、具体的に該当するケースが明らかになっていません。
shape_dist_traveled(通算距離)【任意】
- 起点からの距離を設定することとなっていますが(←GTFS-JP仕様書)、国内のGTFSデータではほとんど設定されておらず、特に設定する必要はありません。
- (理由)GTFS-JP仕様書では、当初、この距離をバスの運賃計算に利用することが意図されていましたが、営業キロと実キロは必ずしも一致するものではないことから、使用されていません。
- shapes_dist_traveledを設定すると、shapes.txtにおいてもshape_dist_traveledを設定する必要がありますが、国内のGTFSデータ作成ツールでこれに対応したものはないと思われます。
- 本来は、バスの走行ルートを示すshapes.txt内の座標とバス停を結びつけるためのもので、同じバス停を複数回通る場合に、走行ルートのどの地点かを示すものです。
timepoint(発着時間精度)【不要】
- 到着時刻、出発時刻が時刻表に基づく正確なものであるか、概算や補間により求めた時刻であるかの区分を示します。ただし、日本では使用しません。(←GTFS-JP仕様書)
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