運行日設定の説明

  • 運行日の設定は、calendar.txtで曜日単位に運行する・しないを設定した上で、祝日、お盆、年末年始などの曜日に係わらず運行する・しない場合をcalendar_dates.txtで設定して上書きします。
  • ただし、お盆ダイヤ、年末年始ダイヤのように数日のみのダイヤの場合は、calendar.txtには設定せず、calendar_dates.txtに運行する年月日のみを設定することでも構いません。

service_id(運行日ID)【必須】

  • 運行日を示すIDを設定します。
    • 例:平日、土、土休日、月水金、お盆、年末年始、秋祭り
  • GTFS-JP仕様書では、「標準の8区分のservice_idについてはcalendar_dates.txtでの祝日設定を行わなくても国内CPでは祝日を考慮した案内を実施」と記載してありますが、Google乗換案内をはじめ、国内CP以外の利用者も間違いなく利用できるようにcalendar_dates.txtで祝日設定してください。

monday、tuesday、wednesday、thursday、friday、saturday、sunday(各曜日の運行設定)【必須】

  • 各曜日について、運行する場合は”1″、運行しない場合は”0″を設定します。

start_date、end_date(サービス開始日、サービス終了日)【必須】

  • service_idで示される運行区分(平日、土休日など)の有効期間を設定します。これにより例えば「平日夏:20210401、20210930」、「平日冬:20211001、20220331」と設定すれば、夏ダイヤと冬ダイヤを表現することができます。
  • feed_info.txtで設定するGTFSデータ全体の有効期間とここで指定する期間が一致しないと、抜けている期間は全便運休という意味になります。例えばfeed_info.txtに「20210401、20220331」と設定し、calendar.txtの設定を「毎日:20210401、20210930」とだけすると、2021年10月1日~2022年3月31日の期間は全便運休という意味になります。